恋するハート


レベル:
原作10巻にして明かされた最強の魔法陣。自分の周りに描くことで魔法陣の外側に効果があらわれ、自分以外の世界中がすべて平和に包まれる。
・・・さらに魔法陣の内側の人は「アナスタシア」と呼ばれる天界へ登るという。(15巻P147)
・・・また別の説明では「魔法陣を超えて夢がバクハツ」(10巻P136)・・・とあり外側の世界がククリの理想どおりの夢に変わってしまう・・・とも考えられそう(ちょっと怖い・・ι)

かの300年前にギリを封印したのはこの魔法陣だったけど(原型は「封印の魔法陣」なんだけど(12巻P181)あくまで元になったというだけで実際封印したのはやっぱり「恋するハート」であったろうと思われる。)どうやらこの時に内側にいたミグミグ族は天界へと登っていったらしい そして「恋するハート」の封印の効果は300年しかもたないことは初めからわかっていたことだったので(2巻P75)その300年後のギリ復活に備え一人の女の子を地上にもたらした。 それがククリらしい。(15巻P149)

この説明だとなんだかククリは天から遣わされた存在のように思えるけどククリの生まれた所は地上のネコジタ谷 で両親もその時は地上にいたらしい、現在ククリの両親は「アナスタシア」にいるそうなので地上でククリが生まれた後、再び天界へと帰っていった・・・というようにも考えられる。

・・・また「ギリを封印して以来ミグミグ族はアナスタシアで暮らし―――」というセリフからミグミグ族は皆天界にいるようにもとれるけど「10年前までは一緒にきりなしの塔を守っていた」(6巻P120)とか「20年前この魔境でミグミグ族と知り合った」(10巻P7)・・・という言葉があるように比較的最近までは地上にも少数ミグミグ族はいたらしい、(それともギリの復活が近づいたから天界から戻ってきていたのだろうか) ちなみに 回想シーンなどで確認されているミグミグ族の内訳は
■13年前ククリをオババの元へ預けにきた男(ちなみにこの男はアニメ版ではククリを預けに来た時に死んでしまっている(旧アニメ1話))
■20年前魔境でデリダに出会ったミグミグ族2人
■10年前までモゲルとガタリとできりなしの塔を守っていたミグミグ族(ひょっとすると↑の2人のうちの女の子の方かもしれない)
■ククリの両親(13年前までネコジタ谷にいて、「ククリのお出かけ修行ハウス(2巻P131)」を残したはずの方なんだけど・・・
■ネコジタ谷の遺跡にたくさん

ってところ。
自分以外の世界中が平和に包まれる・・・というところに重きをおくならこの魔法陣、自分を犠牲にして世界を救う・・・といったちょっと哀しい魔法陣というようにも取れなくはない(でもグルグルの雰囲気上こういうことは考えにくいか・・・)

――――さて いよいよ11年続いたこのグルグルの物語も完結しようとしています。その時にはきっとこの「恋するハート」やミグミグ族についてもう少し謎がとかれるだろうと思います その時にこの邪推魔法陣紹介が思いっきり外れていても、あんまりオイラを責めないで下さいね(爆ι)

ここまで読んでくださった方々 ありがとうございました m(__)m

[PREV][NEXT]
Sponsored Link